§ ご挨拶

今、人工知能に代表されるコンピューターが自ら思考することをベースとした第四次産業革命がはじまり、少子高齢化で労働人口の減少が進む日本では、この問題の解決に繋がるかもしれないと期待も高まっています。急速に普及拡大してきた情報通信分野においても「居ながらにして様々な情報が入手できる」という一昔前には考えられない恩恵を我々に与えてくれています。

しかし、これら豊富な情報の中には、善意に満ち有益なものから、単に商品を売るための誘導目的の偏った情報や、健康に危害を及ぼす可能性のある情報まで、玉石混淆としているのも事実です。

そのため、溢れる情報の中から信頼性の高い情報を選択し活用するためには、利用者それぞれが情報を選択する能力を持つことが不可欠となってきています。

特に誰もがいつか必ず必要とする「自分や大切なご家族の健康や生命に関わる健康や医療に関わる情報」は「納得のいく医療サービスを受ける事」を目的としており、その情報を選択し、見極める能力が必要とされますが、残念な事に、医療分野の情報は、消費者には分かり難いものも多く、不確かな情報に振り回され、誤った方向に誘導されたり、しいては「生命の危険」にさらされる可能性も多く秘めています。それらを防ぐには「専門家の助けを借りること」が重要だと考えています。

私たちは、氾濫する医療情報分野の中から、注目度や期待値が高のにもかかわらず正確な情報の少ない「先進医療」や「複合医療」などに代表される「新たな医療分野」に着目し、国境や医療機関・研究機関の壁を越え「新たな予防法や治療法の確立」を目指す方々の活動を支援し、それら「エビデンスにもとづいた新たな医療分野の情報」を消費者の視点で、身近なIT環境を最大限に活用しての普及推進を目指すと共に、これらの情報提供により、1人でも多くの消費者のみなさまに、健康で活き活きとした生活の為に必要な3つのサービス「疾病予防(予防医療=病気にならない)」「疾病抑制(早期発見=病気を進行させない)」「受診支援(適合治療への受診を支援、案内する)」事を目的に一般社団法人3rdOpinionCenter設立し、皆さまに「新たな可能性を秘めた治療や先進の医療サービス」を享受いただく事を目的に活動を始めています。

 

一般社団法人 サードオピニオンセンター 設立発起人一同

§ コンセプト

日本医療の現状は、医療消費者(ユーザー)と医療提供者(医師・医療従事者)との情報格差や、改善しない保健医療行政の影響からか、医師や医療側が主導権を握る『お任せ患者』が大多数を占めています。(ユーザーと医師・医療提供側とのギャップが埋まっていない状況があります。)

3rdOpinionCenterでは、これらの問題を是正し、ユーザー(医療消費者=患者とそのご家族)が自分の価値観に照らし合わせ、自らの判断で医療を選択し、自分の健康は自分で守る(セルフメディケーション)為の「第3極による公正なチェックによる最適な医療の情報」と「予防医療・疾病抑制・適正受診を行なえる環境」を支援します。

さらに現在の保健者機能団体(自治体・健康保険組合・民間保険会社など)や医療提供者側(医師・病院など)主体のへルスケアシステムの壁を乗り越え「真のヘルスケアサービス」をWeb(医療情報)とReal(実態の医療サービス)を融合させ実現する事で「健康で活き活きと充実した生活の支援」を提供します。

現在の日本では、不幸にも自分や大切なご家族が重篤な疾病になられた場合、主治医の診断や2ndOpinionなど現在の医療システムでは不安を解消出来ない場合、貴方ならどうしますか?

そんな場合、多くの方々は「藁をも掴む思い」で、「利益のみを追求していると言わざる負えない一部のエビデンスの乏しい医療」に手をのばしたり「不確定要素が強く誇大表現されたサプリメントや民間療法」に頼ったりする「医療難民」になってしまいます。

当センターは、この「医療難民」になる前に「第3極による正確な医療情報に基づく医療サービスを提供する」為の仕組みを提供し「不安や不信を抱かれている多くのユーザー」と「一人でも多くの命を救いたいと日夜努力している良質な医師や医療サービス」とを繋ぐ「命の架け橋」となる事を目指して活動します。

一般社団法人 サードオピニオンセンター 事務局・スタッフ一同

 

§ 活動内容

私たち一般社団法人3rdOpinionCenter では、評議員として「特定非営利活動法人標準医療情報センターの理事・協力医」と「良な医師・大学研究者・民間研究者・行政経験者・患者会など患者側の代表の方々を迎え、以下の事業を行なっています。

サードオピニオンサービス

経験豊かな相談員(総合医と医療コーディネータ)が患者様と医療機関の懸け橋として直接面談し、カウンセリングを行います。

臨床DBサービス

当センターでは、標準医療では対応できない治療に対し、必要とされつつもDB化が全く進んでいない先進医療・統合医療(自由診療)のデータの収集・精査・DB化とDB利用サービスを行い対応医療機関・専門医のネットワーク化を行います。

Web健康管理情報提供及びアプリ普及活動

WEB健康アプリの活用により皆様の健康管理のサポートを行っていきます。

医療コーディネーターの教育・認定事業

医療への基礎的理解と知識の習得を通して生活、仕事へ活用していただく支援をしていきます。

§ 医療連携 (ご紹介する主な治療と医療機関)

サードオピニオンサービスでご紹介する主な治療

■通常の標準治療との併用で効果の高い「複合的な治療」のご紹介
■21世紀の治療の柱として期待されている「再生医療・免疫細胞治療・遺伝子治療] 等のご紹介
■進行がんや、原因不明の痛みに対する異常血管だけを減らす「血管内治療」等のご紹介
■放射線治療の中でも期待が高い「粒子線治療に代表される各種ピンポイント治療」等のご紹介
■特に「がん」に特化した「海外での最先端治療」等のご紹介

医療ネットワークの中から収集し続けている現代の最新の医療情報の中を吟味し最大限に選択範囲を広げ、その中から今おこなえる最新で最適な治療法をご紹介し、その受診までをご案内してまいります。

その為、サービスをご希望される場合は、先ず「病名」が判明し、主治医又はセカンドオピニオン医から勧められた治療法に対して、診断や治療実績の高い医師による再度の診断と治療を望む方や、それ以外の治療(海外では認可されているが日本ではまだ臨床研究レベルの治療なども含む)も選択範囲に加えた上で最新・最良な治療に臨みたいとお考えの方(第3の意見や治療)に限定させていただきます。

  • 対象外の治療

「日常的にみられる病気や軽度の外傷」「職業性ストレス」等は対象外とさせていただきます。又、単なる入院や転院(ドクターショッピング)を目的としたご相談は受けられません。

※本サービスでは、事前の最低限の診療情報(カルテ・画像データなど)の提供が必要となります。
※本サービスは健康保険適用外です。(自由診療扱いとなります)